ボランティア保険加入に続き今度は資格取得です。
草を刈る刈払機。ホームセンターに行けば誰でも買うことが出来て自宅ではほぼなんの制約もなく使っておられると思います。その他にも私は仕事で山に入り、この「刈払機」を使っています。
ですが時々ニュースでこの刈払機使用による事故が起きていて、厚生労働省が平成12年に「特別教育に準じた安全教育を就労する者に実施しなさい」と通達を出しました。
今現在でも草刈りの現場、自宅や町内会の草刈り、ましてや職場でもこの資格に対しての認知度は低く、また作業前に講習修了証を持ったものの名簿提出など、必要以上に要求されたことは有りません。
しかし作業責任上、持っておいたほうが良いことは間違いないので、冬期間で草刈りとは全くオフシーズンですが、その講習会を受けに日程を調整し、会場のある新潟市まで行ってまいりました。
豊栄サービスエリアの近くにあるコベルコ教習所です。
教習時間は9時10分から4時35分。時間は6時限で各1時間、休憩10分。座学5と1時限の実技指導です。
刈払機の構造から取扱方法、蜂にさされたときの対応、法規関連、振動機械による人体への影響などなど学びました。
実技では刈歯の取替と緊急離脱装置の動作確認と草刈り作業の模擬動作をやりました。
感想としては
普段から状況に応じて機械をバラしてキャブレターメンテから行っているので、操作方法含めて新しい発見というのはあまりなかったです。むしろメンテナンス学習では変にいじらずにわからない人は農機具屋さんに修理点検に出したほうがいいよね。という感じです。しかし受講生の大半でしょうかまだ慣れていない方が多かったみたいで真剣に勉強されていました。
そんな中でも、安全装置や安全行動はやはり大切だということを再確認したことと、振動装置を持つ工具の扱い時間が、実は一日あたりすごく短いということに衝撃を受けました。大変勉強になりました。